
本人が亡くなってから描かれた肖像画が多い
歴史上の有名人の肖像画は数多く存在しています。戦国武将の肖像画を見て、「この人はこんな顔をしていたのか」と驚いたり、納得したという経験を持つ人は多いでしょう。しかし、古い肖像画に描かれた有名人は実際にそういう顔をしていたのかどうか、わからないことがほとんどです。なぜ、肖像画に描かれているのに顔が不明ということになってしまうのかというと、有名人が亡くなってからだいぶ経って描かれた肖像画が多いからです。つまり、絵師が想像で描いているので、実際の顔とはまったく違うものになっている可能性もあります。
さらに、ある武将の肖像画として有名だったものが、後世の調査で、まったく違う人を描いた肖像画だとわかったというケースもあります。こうした肖像画は、昔の教科書には載っていても、今の教科書には載っていないということもあり、世代によって肖像画に対する認識がまったく違ったりするのです。
写真嫌いで有名な幕末の英雄は記憶や伝聞で描かれた
幕末の有名人の顔については、かなり正確なものがわかっています。というのは、普及し始めた写真に撮られている人が多いからです。ただ、中には写真嫌いなため、肖像画しか残っておらず、その肖像画についても本人を見て描かれたものではないので、実物とどれぐらい似ているのかよくわからないという、非常に著名な幕末の英雄もいます。
ちなみに、その肖像画は有名人本人に実際に会ったことのある人が記憶を元に描いたものだったり、あるいは有名人本人の兄弟の顔から推測して描かれたといわれています。
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